「プア充」なんてふざけんな

 うちの高校生の娘が関西の美大か芸術大系に進学したいそうです。

小さな頃からそういう事を言っていたので、やはり本気だったのだなと思いました。
僕は福岡の私立大の商学部だったので、おそらく彼女の学費や生活費は僕の時の
倍以上になると思います。
ただ結論から言うと、僕は彼女が頑張るのであれば進学させてあげようと思っています。
僕の兄弟は4人いて、全員私立4年制大学を出ています。
そういう意味で親父は凄いです。
親父が高校生の頃は家にお金が無くて、修学旅行にも行けなかったそうです。
だから、子供たちにはひもじい思いや情けない思いをさせないようにしたかったそうです。
そんな親父に育てられた僕は、絶対に少なくとも親父にしてもらった事は自分の子供に
してあげなくちゃな、と思うわけです。
そして、子供の将来、未来を親の収入のせいで左右させたくないとの思いが強くあります。
子供の未来は子供のモノです。
それの助けをするのが親であり、ましてや妨げになるなど言語道断だと私は思います。
そのために親は必死で働かなくてはいけないのだと思います。
僕は借金してでも、子供の未来は希望通りにさせてあげたいなと思います。
子供のための借金だったら、苦にはならないのではと思います。
最近よく聞く言葉に「プア充」いうのがあります。
日本が成熟し、収入が少なくても生活がおくれるようになってきている、というのです。
貧乏なりに、安い食品もかえ、安いサービスで十分まかなう事が出来る。
そこに日本も「お金」と「心の豊かさ」は別物であるという認識がやっと浸透してきた
という論が続きます。
心や身体を削りながら、出世やお金を追い求めるのは間違っているかの如くです。
私は全てを否定はしません。
ただ、そんな日本人に言いたいですが、子供たちはどうするのか?という事です。
例えば、あなたの子供がもし大学に進学したいと言った時に、あなたはどうするのか?
マスコミも「プア充」をさも素晴らしいように取り上げるのは止めて頂きたい。
あなたたちは日本が崩壊しても良いのか?
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