ショップの社販割引の徹底

 チカリンダ各店ではスタッフの福利厚生の一環で、スタッフがチカリンダで服を購入する
時、社内規定に基づく社員販売割引制度を導入しています。

この制度の目的は下記です。

チカリンダを無理なく購入してもらい、自分で着用してもらい、好きになってもらう。

そして、お客様にその良さを伝えてもらう。

そのために少しでも割引で購入出来るようにしています。

先日、店舗を回っている時に、下記のような話がありました。

以前チカリンダに在籍していた店長の話です。

そのお店はチカリンダの中でも売り上げが良く、店長の個人の販売力にも定評があるお店で
した。

私はその店長の販売力を評価していました。

ただその話というのは、その店長は売り上げが悪い時は制度を使わず、全て自分のお金を出
してプロパーで購入していたという事でした。

私は非常に衝撃を受けました。

その店長は退職してしまったのですが、退職の際は何とも残念な辞め方をしていきました。

私は自分の不明を恥じました。

もちろん、私は売り上げが悪い時は自分のお金を使ってでも、売上不足を埋めるように指示
した覚えはありません。

しかし、彼女はそれを感じ取ったのか、もしくは私の期待に応えようと懸命にやったのか。

非常に自分の力不足を感じました。

もう一度言います。

チカリンダスタッフは、チカリンダの店頭で商品を購入する際は、社販制度に基づいた割引
率で、必ず商品を購入することです。

それはスタッフが幸せになるために取り入れています。

決して、チカリンダの商品で不幸になってはいけません。

このルールは必ず守ってください。厳守です。

私がこの事にもっと早く気付いていたら、先述した店長はきっと辞めていなかったはずで
す。

売り上げが達成出来たといっても、これではみんなが幸せになりません。

結局マイナスです。

今回の話は大変悲しい出来事でした。

反省します。

私も卸売りのセールスマンの時代、売り上げが予算に到達しなかった時、何度か自分で商品
を購入したことがあります。

だから、辞めた元店長の気持ちはよく分かりますし、価値観的には好きです。

ただ、結局は一緒に歩んでいくはずだった仲間がムリが続いて、離れていくというのはとて
も残念なことです。

意味のないことはしたらダメなのです。

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