大リーガーのイチローは有名な話だが、毎日朝食は同じものを食べるという。
試合でヒットが打てなかった時に、今日はいつもと違って、あれを食べたからなあとか、
言い訳が出来ないようにだそうだ。
自分を律するというのは非常に難しい。
イチローは常に自分に対してストイックなのだ。
出来なかった、上手くいなかった時に、その理由を考える余地を自分に与えない。
理由というか、それは自己弁護だ。
自分可愛さであり、詭弁だ。
もちろん、外部にそれを求めもしない。
なかなか、そんな風に考えることは出来るモノじゃない。
そして、イチローは自分が弱い人間へと落ちぶれないように、前もってその危険性を
排除する。
言い訳になるようなネタは自分の周りから遠ざけていくのだ。
ミスターストイックといった趣だ。
僕らは何かにつけて上手くいかない時に、運も含めて、その理由を考えようとする。
でも本当はそれって単純だ。
自分の努力が足りなかっただけだ。
理由なんかない。
ただ自分が悪いだけだ。
そう思わないと、成長しない。
上手くいかない時は、全て自分が悪いのだ。
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