「工夫もなく経費を使いました、だからこの分の精算をしてください」
そうじゃなくて、いかに使わずに済むかを考える癖を付けて欲しい。
ケチでばかり言っているわけではなくて、本当にそこでお金を使う必要があったのか、
それを常に考えて欲しい。
本当に使わないと絶対にダメだったのか、実は使わなくても良かったのではないか、
それを考えて欲しい。
この癖を付けるには、「まずは使わない、だとしたらどうしたら良いのか」、それを
スタート地点にすると良い。
その結果、どうしても使う必要があれば使ったら良い。
一駅隣に行きたい、その時にどうするか。
電車に乗る人もいるし、歩く人もいるだろう。
何も考えずに乗るのではなく、電車のチケットを買う、ホームに上る、電車を待つ、
改札へ向かう、そういう時間と地上を歩く時間を考えるとどっちがどうなのか。
それが対価としての貨幣を支払う価値がある行為なのか、それを考える癖を付けて欲しい。
そして、それを使わなければ、純利が増えるという事を頭に入れておいて欲しい。
ただ、本当に必要な事には使わなくてはいけません。
曲解しないようにね。
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