乞食ではない

商売はあくまでもフィフティーフィフティー、対等、お互い様の
関係でなくてはいけません。
うちも儲かり、取引先も儲かるとならなければなりません。
そのためには、うちがまず乞食になってはいけません。
そして、取引先を乞食にしてはいけません。
まずは、うちが取引先の小売店に売り込む場合。
もちろん、こちらは売上を上げたいわけですから、ある程度取引先の
要望に応えるのはしょうがないです。
ただ過剰サービスはダメです。
値引き、返品などの許容量をオーバーする申し出には毅然とした
態度が必要です。
うちは乞食ではありません。
みなさんに、物乞いをするような営業にはなってほしくはありません。
うちの価値観と合わないお客さんとはお別れするしかありません。
売り先はたくさんあります。
新しいパートナーを探せば良いだけです。
仕入先を潰すような取引先とは、早めにお別れしましょう。
付き合っても、絶対に良いことはありません。
次に、うちが商品を売り込まれる場合。
営業マンの中には、どうしても売上を作りたいので、とんでもなく
営業マンとしてのバランスを崩して、販売をかけてくる輩がいます。
みなさんは毅然としてください。
物乞いをするような営業マンは、ダメな営業マンです。
そういう営業マンとは付き合わないほうが良いです。
そして、その営業マンにも気付かせてあげてください。
乞食はダメよと。
そういう営業マンから買う商品は、決して売れません。
商売はあくまでも、お互い言いたいことを言えないといけません。
その結果、喧嘩して別れても、また新しい仲間を探せば良いだけです。
そういうものだと思います。

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