僕は2021年12月21日で50歳になった。
半世紀と思うと、一瞬感じるものがあった。
とうとう僕は母親が癌で亡くなった歳まで来てしまったのだなあという思い。
そして、自分が若い頃に思い描いていた、50歳という年齢と現在の自分との乖離だ。
若い頃の僕は50歳といえば、もう棺桶に片足半分突っ込んでいるようなおっさんをイメージしていた。
でも今の僕はどうだ。
50歳の年に会社を作って、まだまだこれから社会の大海原への航海を始めようとしている。
落ち着きもクソもあったもんじゃない笑
でも、反面これで良いのだ、と思う僕がいる。
人生100年時代と言われる現代において、僕はやっと折り返し地点に来ただけだ。
まだまだこれからも高みを目指し、刺激を求めて、新しい事を求め、知らない事を勉強し、僕は生きていく。
そう思うと、50歳になったというのが、とても素敵な事のようにも思えてくる。
昔の人の言葉に「40,50はまだまだ若造で、60,70が働き盛り、80でやっと一息」とある。
そう思うとまだまだやる事はたくさんある。
結局人間というものは死ぬ時が一番到達点にいるのかもしれない。
最近、たまにおっさんと呼称されるときもある。
たしかに若い奴らにとって僕は煙たい存在にもなるのかもしれない。
でも、そんな時に僕の胸に去来するのは下記の言葉だ。
「こんなおっさんよりもやってみろよ」
「こんなおっさんをのさばらせてるお前らはまだまだ顔じゃないよ」
まだまだこの席は若い奴らには渡さねーぞ!と子供っぽく僕は思っている笑
そして、事実僕は常に努力をして、第一線をいつだって走り続ける、これからも。
ただ、自分も苦労した分、若い奴らに「俺を踏み台にしてみろよ」とも思う。
「俺をしゃぶり尽くしてみろよ」とさえ思う。
利用されて、そいつらが成長していくのも楽しいよな、そう思う僕もいる。
そしてそいつらの礎なんかにならないように「僕は彼らの先を常に駆けていく」そのために努力をしていく事を怠らない。
「悔しかったら俺に追いついてみろよ、でもその頃には俺はもっと先に行ってるけどな」
そう言いながら、いつも楽しく笑いながら、あと50年僕は懸命に生きていく。
そんな新しい半世紀のスタートだ。
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