人間の稼働率

 一人ひとりが自分の能力をフルに引き出して働いてもらう。

組織の中にはよく働いている人間、ほどほどの力で働いている人間、さぼっている人間が
います。

全員、個々それぞれの稼働率(自分の力を100%以上仕事にぶつける)を上げることが
うちなどの中小零細企業にとっては、非常に大切なことになる。

この見極めというのは非常に難しかったりもする。

何故かというと、目に見えて仕事をさぼっているという人間は存在しないからだ。

何らかのことはやっているのだが、という人間は多い。

典型は忙しそうにしているのだが、成果がさっぱりという人間だ。

こういう人間は稼働率が悪いと言わざるを得ないだろう。

稼働率が悪い人間は、稼働率が上がるようにさせるか、改善されない場合は組織から排除
していくしかない。

そう思うと結局、稼働率の物差しは数字で表していくしかないのではないか。

目標値、結果値、達成値など。

目に見えない貢献などは分かりにくく、中小零細企業にはなじまない。

無駄なことは極力させず、本業に必要な事(お金になること)のみを組織員にやらせる、
そのための方向付けと指示、仕事の枝葉落としがリーダーの仕事であり、それがなされて
いるかの確認もまた然りだ。

特に少数精鋭主義を目指す当社には肝要な点だ。

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