厄除けにて

 先日、本厄の厄除け祈願に福岡は太宰府天満宮に行った。

受験生の合格祈願も本番で多いだろうと朝一に本殿に昇った。
雪もチラつき、かなり寒い。
この期間のモチベーションをどこに置いたら良いのか、僕はしばらく考えた。
何も思いつかない、、足痛いなあ。
ふと僕の背後から音がした。

チャリーン、チャリーン。
その音は清清しい早朝の空気によく響いた。

そうか、本殿に向かってる僕の背中目掛けて、参拝客が賽銭を投じている音だ。
僕は黙って目を閉じた。

チャリーン、チャリーン、チャリーン。
何と心地よい音色か。

煩悩を捨てなくてはいけない場で、僕は執着心を捨てれない。

こういうある程度コンスタントに継続して、少額でも良いから永く入金がある商売は
ないだろうか。

主業が物販である僕は、何かそれ以外でないかと思うのだが。

賽銭というのも考え方だが、ビジネスだ。

望みを叶えてもらう(?)対価として、金銭を支払うのだ。
そして1人は少額ではあるが、客数がカバーし、全体の額を押し上げる。
そう思うと、少額で多数の客数という事か。
少額であるがために客の抵抗感も和らぐ。
そういえば、ヤフーのプレミアム会員の月額も何百円かだが、客数は莫大だろう。

賽銭には不景気時のビジネスモデルの基本がある。

何か、この考え方で良い商売ないかな。
と、思いながら境内を歩いていたら、思わず転びそうになった。
こんな僕ですが、神様厄除けお願いします。

でも本当に何か考えなくては、うむむ。

JUGEMテーマ:日記・一般
目次