商品が一番じゃないかな

今日は「チカリンダ」のスタッフ、本部社員、みなさんに言いたい
ことがあります。
うちの小売部門の売上は4月厳しかったです。
僕は思うんだけど、うちって「こんな商品がほしい!」とか、「こんな
ことがやりたい!」とか言う人が少なすぎじゃないかな。
売れなかったら、必ずみんなセット売りが出来ないととか、販促が
出来ていなくてとか、手段の話ばっかりだけど、本当にそれで売上が
向上するのかな?
洋服屋って、もっと単純じゃないのかな。
僕はお客さんが欲しい商品が、バシッと揃っていないから、売上が
悪いんじゃないかと思うんだけど。
だから、みんなの悩む方向が違うと思う。
みんなで、どうやったら良い商品が、店頭で売れて足りない商品が
企画できるのかを悩むべきだと思う。
そのためには、じゃあ店頭からの情報を吸い上げるためにはどうす
るのか、企画担当が店頭にもっとまめに行って、見て、活かす段取を
考えなくちゃとか、色々僕も提案できる。
僕に出来るのはルールとか、システムとか、役割分担とかまで。
はっきり言って、僕みたいなおっちゃんは、この柄が売れそうとか、
この商品が売れそうとかは分からない。分かろうともしない。
だから、アフレッシュのみんなが「売れる商品」とは何かを考えて
くれないと。
昔話は嫌だけど、僕が前の会社で新ブランドを立ち上げた時は、
何かが見えてて、「今こういう商品を作れば必ず売れる」という
思い込みがあったからだった。
「こんな商品を作りたい」
「こんな商品が欲しい」
「こんな店をやりたい」
「こんなことをやりたい」
待っているんだけどな。

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