国語という科目について

 学生の時の勉強は国語が一番好きでした。

僕なりに国語の魅力は何かと考えると、答えが一つではないという点かと思います。
たまに子供の問題用紙を見て、模範解答も正しいが、違う回答も間違いではないのでは
ないか、そう思う事があります。
人の捉え方というのは千差万別あり、数学とかは答えに至る経緯は近道もあれば遠回り
もある、でも最終的なゴールは決まっているように思います。
僕は国語というモノは人によって色々な答えがある科目だと思います。
そこが国語の魅力です。
 僕はこう考える、私はこうだ、その解釈が違っても良いのだ。
社会で生きていく上で、自分なりの回答、意見というモノが大切だと思います。
自分で考える、自分の意見を持つ、自分の意見を声を出して言う、その事が非常に大切な
事だと私は思います。
国語というモノはそういう事を鍛錬する場として、ピッタリではないかと思います。
飛躍しますが、人生も答えは一つではない国語のようなモノです。
その時に大切な事は「僕はこう思う」ではないでしょうか。
他の科目は単一の答えが用意されているように思いますが、国語はそうではない
科目のように思います。
だから僕は国語が好きです。
大人のみなさんも本をたくさん読んでください。
そして、自分自身の観点の素養を高める努力をしましょう。
それは素敵な事だと思います。
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