アメトーーク 新春ゴールデンSP延長戦 「俺達のゴールデンプロレス」を見た。
大爆笑でずっと見ていたが、元新日本、現ゼロワンの社長・大谷晋二郎選手の
コーナーで不覚にも目の前が曇りそうになって、辛うじて踏ん張った。
大谷選手は「プロレスで世界を変える事が出来る」と信じている。
一生懸命の自分のファイトを通じて、お客さんに何かを感じてもらおうとしている。
番組はゼロワンが、イジメを無くそうと小学校の校庭でプロレスの大会をしている
のを映していた。
リング上でやられても、やられても立ち上がる大谷。
そして耐えに耐えて反撃を開始し、勝利を手にする。
そうだ、僕も子供の頃、そういうプロレスのシーンを見て、生きる事の難しさと
素晴らしさを知ったのだ。
試合後、大谷選手のお客さんへの挨拶が素晴らしかった。
「小さな団体の僕達、昨日も子供達に偉そうなことを言わせてもらいました。
でも、はっきり言っときます。
僕はそんな偉い人間じゃありません。
ただ、僕らにはプロレスしかないから。
プロレスでみんなにメッセージを送ることしか出来ないから。
でも、そのたった一つのプロレスを、俺ら大の大人は一生懸命頑張ってんだ。
だから、子供達に気づいてもらいたいのはそこだ。
お前らにも大好きな物があるだろう。
野球でもいい、サッカーでもいい、どんなスポーツでも、歌でも何でもいい。
お前らが大好きなものを一生懸命頑張れ。
一生懸命頑張ったやつは報われなきゃ、嘘だ。
それを信じて僕達ゼロワンはこれからも頑張っていきたいと思います。」
有難う、大谷選手。
今時、大人も先生も教えてくれないような事を子供たちに教えてくれて。
果たして、今の若いレスラーの方達はそこまできちんと考えているのか。
プロレスで人生を学んだ僕は幸せだ。
そして思うのが、今の子供達はゴールデンタイムにプロレスをやっていなくて不幸だ。
プロレスには生きていく上で大切な事がたくさん詰まっている。
プロレス万歳。
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