学校と仕事

昨日年寄りの小言のように、退職について書きましたが、懲りずに
今日も一つ書きます。
会社が面白くないという人の理由に以下のことをあげる人が居ます。
「自分がやりたい仕事をやらせてもらえない」
入社のときに希望していた職種と違う、自分はこの職種よりも
希望していた職種でこそ力を発揮できるなどが理由です。
私は誰にとってもやる気というものは仕事に不可欠な要素だと
思います。仕事に対する意欲は会社にも大切です。
ただ会社は色々な人間が、色々な仕事をすることによって
成り立っています。
自分が現在やっている仕事も、会社を支えているという意識を
持っていただきたい。
それと学校を卒業したばかりの新卒者の方に一番言いたいのが、
自分がやりたいことと、自分がやれることは違うということです。
学校はお金を払って、自分が学びたい授業を学ぶ場です。
会社はお金をもらう対価として、自分の労働力を提供する場です。
もちろん新入社員は3年ほどは、お金をもらって、勉強もさせて
もらうようになりますが。
ここで分かっていただきたいのは、会社は学校と違って、自分の
自由、裁量では仕事を選べないという点です。
会社はみなさんの適性・能力を見ています。
チャンスは与えますが、誰をどこに配属したら、最高の
パフォーマンスが期待できるかを常に検証しています。
やりたい仕事は本当に自分の適性に合っているのかも、個々人が
常に考えながら職務を遂行してください。
そして目の前の与えられた仕事に100%没頭してください。
努力を続けているのも、会社はちゃんと見ていますから。

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