悪い時の経費は抑えなくては(無理をしても)

 基本の考え方を書きます。

私はお店をやっています。

昔は200万の売上でした。

粗利は100万ありました。

自分以外に従業員を1人雇用していました。

従業員の給与は10万でした。

家賃が50万だったので、残りの50万から従業員の給与を引いた、40万が私の収入でした。

現在は不景気になり、売上が150万になりました。

粗利は75万になりました。

家賃は同じく50万です。

従業員の給与も10万です。

私の収入は15万です。

分かっていることは、自分の収入を上げたいなら2つの方法があります。

売上を上げることは除きます。

まずは従業員の給与をカット、もしくはクビにする。

または家賃を値切る。

でも、従業員をクビにしてしまうと、自分でやらなくてはいけない事が増えるのは間違い
ありません。

私が言いたいのは、悪い時に良い時と同じようなお金の使い方をしてはダメなんだという
ことです。

自分の収入をガマンするか、自分の仕事量を増やして、自分以外の人手を減らして、その
コストを減らす。

人を減らすと、その分自分がやらないといけない仕事量は増えます。

それでも、それをやると人件費は減ります。

どうしても勤め人の場合はこの事が分からないように思います。

良い時も悪い時も同額のお金を使おうとしてしまいます。

そこには工夫が感じられません。

悪い時はお金は使えない。

だってないんだから。

だから、ムダな支出は徹底的に抑える。

では、それでも結果を出していくためにはどうするか。

それは自分がガマンして、頑張っていくしかないんです。

基本はね。

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