先日、昔の友達に久しぶりに会った。
仲違いして、別々の道を歩くことになった時、僕が若かったから意固地になり、最後の
挨拶も出来ずじまいだった。
いつか偶然でも良いから再会出来たら、その時の謝罪をしたいとずっと思っていた。
再会が決まって、僕はちゃんと混乱せずに話を出来るのだろうかと心配だった。
再会したときの瞬間、僕は凄く素直な気持ちだった。
「あの時はすまなかった」
心にストレートに思っていた言葉が素直に口から出た。
一緒に栄光を目指して、懸命に、真剣に、純粋に走り抜けた時間があったと思っている。
僕にとってランニングメイトだったと思う。
僕を成長させてくれたと思う。
僕は信頼していて、その期待に応えてくれていた。
真剣に、純粋に一緒に頑張ったという経験があったから、全ては感謝の心しか湧き出な
かった。
色々な組織マネジメントの方法はあると思う。
ただ僕は人間同士が向かい合って、真剣勝負をしながら、お互いが成長していくという
やり方しか知らない。
今は時間が経ち過ぎて、旧友と共に走れないのが本当に残念だ。
僕の数少ない理解者であり、実践者でもあり、相棒だった。
一生付き合っていきたいと思える人物だった。
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