技術的にクオリティが高い商品であるということを、消費者は本当に求めているだろうか。
アパレルというモノ作りの末席を汚している者としては、言い難いのですがそう思う。
日本では過剰に出来上がり品としてのクオリティに固執しすぎではないか。
ファストファッションに代表される、ファッション性とまあまあの品質を、消費者は第一に
支持しているのではないか。
僕は本音に近い部分でそう思っている。
ニーズの追求
商品開発は思い込み、自己満足ではいけない。
顧客が求めないことに血道を上げても全く意味がない。
品質や機能にこだわり続けて、ニーズを見誤ってはいけない。
それよりも消費者が消費行動を起こすときのプライオリティを真剣に考え、そこに革新を
集中する必要があるのではないか。
アパレル業界における現在のニーズは何か?
常に注意しなくてはいけない。
ただ、品質を蔑ろにした先達は、みな業界から退場していった。
スピード感もありながら、あれもこれもがアパレル業界の大変であるところだ。
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