某ファッションイベントについて思う事

 「俺はこの身体を痛めつけて稼いだお金で、娘を成人まで育てたというのが誇りだよ」

以前、何かで読んだ天龍源一郎語録です。

3月25日に福岡では、公共事業の一環であるファッションイベントが今年も開催されます。

僕も業界関係者の末席を汚しているわけですが、正直このイベントは疑問です。

当社はこのイベントの第1回には参加しました。

その際に違和感を感じたので、次からは参加しませんでした。

無駄な事に、会社のお金と社員の時間とエネルギーを使うわけにはいかないという事です。

それと誰かの利益のために使われてたまるかよ、という事です。

先程の語録ではないですが、一生懸命身体を使って無い頭を絞って、必死でお金を稼ぐのが
洋服屋であり、その単純さが好きで僕はこの商売を18年やっています。

あくまでも「実業」として、短期的・直接的に結果が出る。

それがこの商売の魅力です。

だからこの商売は大企業が存在しない、という意見も理解しています。

でも、それがおかしいと思うのだったら、商売替えしろよと思います。

それが洋服屋の魅力なのです。

洋服屋は見せかけではないのです。

あくまでも毎日毎日が大切な実業なのです。

洋服屋は誰かの走狗でもないし、搾取されるモノでもなく、浮ついた事は一切なく、額に
汗して働く。

そういう仕事をしているのが、僕の誇りです。

A田社長、少々先鋭的過ぎましたかね?

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