熱い気持ちをぶつけるだけでは

 熱い気持ちをぶつけるだけでは、権謀術数を弄する奴らに足元をすくわれてしまうのか
と感じたことがある。

今は会社の役員という立場だから、もちろん会社への愛社精神は人一倍だ。

株式会社アフレッシュを僕は背負っている。

同じように、以前勤めていた会社でも感じたことがある。

サラリーマン時代の僕は、常にリスクを取って身を粉にして働いたつもりだ。

その根底にあったのは、愛社精神にただならなかった。

だからこそ、昨日書いたが会長への忠誠心は並々ならぬものが、一時期はあったと自負
している。

会社を何とかしなくては、私心なく、その一念を持っていた時があった。

そんな僕が会社を辞めようと決めた瞬間があった。

詳しくはまだ書かないが、僕の足元をすくおうとした人間がいたこと、その輩の意見が
僕の今までの気持ちよりも通ってしまった時だった。

その瞬間に僕は「何だったのか、今まで」と思ってしまった。

僕にはそれが全てだった。

もちろん僕は嫌いな人間とは一緒に働きたくない。

ただ、それ以上に「僕がどういう人間か理解してくれていなかったんだ」というショッ
クが大きかった。

書いてて、自分が小さい人間に思えてきたので書くのを止める。

以上。

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