熱意が空回りする

熱意を持って喋っても、それが相手に伝わらないのは喋り手側としては
大変苦しいことです。
最近そういうことが増えてきました。
社内でも、外部に対しても。
非常に自分の能力の低さがイヤになっていました。
伝えきれない自分に対して。
それと正直諦めの境地にも達していました。
熱意を持って話をして、それが伝わらない相手には自分の時間を
割く必要はないのではないかと。
先日来客がありました。
このことをその方に話していたところ、ずっとウンウンと頷いて、
相槌を打ってくださっていたのですが、最後に
「それでも言い続けていかなくてはいかんよ」
と仰いました。
そうですね、永遠のテーマですから。
愛情を持って語っていかなくてはいけません。
でもその方はこうも仰いました。
「どうしようもない人間、どうやっても燃えない人間が9割ぐらい。
その人たちに喋ってあげる時間はない。ただそれ以外の優秀な人間を
発掘する為に喋り続けなくてはいかんよね。」
その通りだと思います。
頑張ります。
あともう一つ、この方仰いました。
「努力と根性とか言っては絶対ダメよ」
それを言った瞬間に、相手が心の扉を閉めてしまうことが多いそうです。
気をつけます。
良く使うので。
また色々教えて下さい、N沢常務。

目次