痛みを共有する

 今朝TVを見ていたら、天皇・皇后両陛下が被災地を見舞っておられた。

もちろんお声がけを受けた被災地の方々は本当に嬉しそうだった。

中にはホッとされたのか、救われたのか、泣き崩れる方もいらっしゃった。

自分もその境遇に至ったとしたら、同じように感情が溢れるのではないかと思う。

それほど、両陛下には力がある。

今回の宮内庁からの発表にはこうあった。

 両陛下は被災地を訪れ、頑張っている人に頑張れというのではなく、痛みを共に共有
 する。そのために訪問された。

いつも両陛下は座っている人とお話しされる時に、腰を曲げ、時には膝を付き、優しく
笑顔で問い掛けをされる。

それはいつも思うが、大変他人をリスペクトされておられるのだと思う。

そして共に戦おう、少しでも自分達が役に立てばという思いが伝わる。

決して上目線ではない、しかし崇高な方たちだと思う。

こういう光景を見ると日本人は本当に幸せだと思う。

共に共有するというのは今後のキーワードでもある。

留意しなくては。

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