自分と仕事の立ち位置

 時の総理大臣は確かにダメだが、他人のせいにしても自分の暮らしは良くならない。

まずはどんな仕事でも働かないといけない。

結局大切なのは自分がやりたい仕事ではない。

自分がお金を貰える仕事だ。

お金を貰えるからこそ、もしかしたらそこが自分の居場所かもしれないのだ。

そこがずれるからどうも話がおかしくなってしまう。

年末のハローワークの様子が、今年もTVのニュースで流れていた。

「大臣はこの順番待ちの現状を分かっていない」

「派遣だけは嫌だ」

「求人が少ない」

僕にとっては、体内から何事かが沸々と湧き上がるものを感じる。

語弊を承知で言うが、選ばなければ仕事はあると思う。

今の現状は残念ながら、自分が仕事を選ぶのではなく、雇ってもらえるなら、有難く
どんな仕事でも働くべきだ。

はっきり言って、働く人間のスペアなどいくらでもいる。

日本は昔とは違う。

弱い国家になりつつあるのだ。

だから、働けるところで一生懸命働くべきだ。

もちろん、僕のスペアもいくらでもいるはずだ。

僕はそのことに危機感も常に感じている。

僕を仕事へと突き動かすモノは、案外それが一番の理由かもしれない。

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