若いうちの美貌は全て親からの授かりものだ

20代までは親からもらった顔だ。

 

だが、30代からはそれまでに自分がいかに生きてきたかの顔になる。

 

自分がいかなる人生を20代で送ってきたか、それを物語る顔になっていく。

 

努力と流した汗は嘘をつかない。

 

若いうちの苦労は買ってでもしろ、とはよく言ったものだ。

 

 

20代はあんなに美しく可愛かった女の子でも、30代過ぎると崩れていく子もいる。

 

20代はあんなにカッコ良かった男の子も、30代になると醜く太り、老いさらばえていく子もいる。

 

誰しも、いつまでも若く、可愛く、美しいわけではないのだ。

 

ただ半面、20代に目立たなかった子が、30代になると輝くような眩しい笑顔を周りに投げかけるようになりもする。

 

その子が20代をいかに頑張ったかの証だと、僕はいつも思う。

 

 

もちろんそれは容姿の事だけではない。

 

20代、30代、40代と同じ職種をしていても、そのやり方は成長を重ね、成熟していかないといけない。

 

若い頃と同じでは劣化していく。

 

周りは20代と30代を同じ目で比較し、評価するわけではない事に早く気付かなくてはならない。

 

歳を取るに合わせ、仕事のやり方、取り組み方を変化させ、成熟していく人にはいつも感嘆させられる。

 

 

そして、それは仕事だけにとどまらず、内面の美しさも同じだ。

 

若いうちは無鉄砲でも、無教養でも、非常識でも「若さゆえ」で周囲に許してもらえるが、その後は逆の立場になるのだ。

 

その事に人よりも早く気づき、大人への準備をする事は大切だ。

 

 

先天的なポテンシャルだけに頼るのは早く卒業し、自分でその後の人生を構築していく、その努力を始めなくてはならない。

 

自分の商品価値を高める努力をする、それはとても素敵な事だ。

 

歳を重ねる程に美しく、また成長していく、それは素晴らしい事だと思う。

 

 

「いつだって、自分の人生は自分次第」

 

"Life is what you make it!"

 

 

 

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