僕はいつも思う。
線引いてここからこっちは健常者、そっちは障害者って、それを決める権利が一体誰にあるんだってね。
そして、完全な健常者なんかいるのかよ?ってね。
大体、人間に対して、完全って何だよ?ってね。
人間ってみんな不完全な存在だと僕は思う。
街歩いてると、みんな同じ歩き方してないじゃん。
みんなそれぞれ違う足取りで、その人なりにしっかりと両足で大地を踏み締めている。
素晴らしい生命の躍動ではないか。
みんなどこかのパーツが欠けていて、それを補うために毎日努力し、また他人同士支え合おうとする。
それが不完全だが美しい人間社会だと思う。
人間なんてみんな不完全な障害者であり、みんなどこか不具合を抱えながら、必死に生きている。
僕にだって障害はある。
でも、どうだい。
僕は幸せそうだろう。
そう見えるように、毎日歯をくいしばって、戦っているんだ。
障害?そんなの僕にはどうって事ないよ。
それがあっても、僕は君よりもタフでパワフルだぜってね。
逆にそのおかげで僕は頑張れてるよってね。
だから、君も頑張れよっていつでも言えるようにね。
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