今回集団登校中の小学生の列に居眠り運転の車が突っ込むという
痛ましい事故が起こってしまった。
テレビでそのニュースを見ていると、集団登校は一度事故に
会ってしまうと、大人数の惨事に繋がりやすく、それで
採用していない市町村も多いという事だった。
確かに、一面ではそうかもしれないが、それ以上に幼い子供達が
1人で登下校する危険性とを秤にかけると、私はあまりにもその論が
ナンセンスであると感じる。
なぜ、自治体の中に集団登校を採用していない所があるのか、
理解出来ない。
以前、採用していない福岡市に理由を尋ねた所、様々な親御さんの
事情があるため、そこに配慮しているという、全く意味不明の答え
であった。
地区のコミュニティが崩壊していく昨今の中で、学校が中核となり、
子供の安全を守らなければならないという気概が余りにも足りない、
私はそう思う。
もちろん、今回事故を起こしたバカ者達には厳罰を求めたい。
ただ、それ以上に集団登校を取り止めにしようという動きは無き
ように願いたい。
私は小学校6年間、ずっと集団登校であった。
それが当たり前だと今でも思う。