青島(チンタオ)、韓国出張

10月5日から9日まで、2年ぶりの海外出張に行ってきました。
以前は毎月4回は海外出張に行ってましたが、僕の仕事の内容の
変化もあり、この2年間は全く行ってませんでした。
ただ、会社の中身も改善していく中で、もう一段階高みに行く為には
海外の工場の方たちと、一歩踏み込んだ取り組みの話、それと何か
新しい発見、思い付きがないかというのが今回の出張の目的でした。
うちのメインの生産地は中国・青島(チンタオ)です。
ビールが好きな人は、「チンタオビール」って聞いたことないですかね?
そのビールの発祥の地です。
古くはドイツの植民地で、街は綺麗で中国特有の道端にゴミを
投げ捨てる人もおらず、快適な土地です。
この青島では、チカリンダのカットソーの殆んどが生産されています。
みんなが良く売ってくれている、リボンちゃんTもここで生産して
います。
うちのメインの工場です。

凄く建物が立派ですが、中身はもっと立派です。

床にはゴミ一つ落ちておらず、ミシンにも埃一つ絡まっていません。
素晴らしい工場です。
今回は松尾社長と一緒に出張したのですが、社長がこの工場に入るなり、
「儲かっている会社は掃除をきちんとして、綺麗にしている会社」
と、僕に仰いました。
反省しています。
毎日続けてないと、この美しさは保てないということです。
耳が痛く、反省しています。
ここの工場のもっと素晴らしいところは、工場内に生地の編みたての
機械を持っているところです。
下の写真がカットソーの生地を生産する機械です。

結構、このポイントは重要です。
生地を外注してる工場と、自社で作れる工場は納期、管理面、値断面でかなり優位です。
ポイント高いです。
もっと良いところがあります。

中国は普通工場の敷地内に、社員の寮を備えています。
中国は広い国土の全体から、色々な人が出稼ぎ的に青島に来ている
からです。
奥の赤い建物がその寮です。
ただ、素敵なところは工場の敷地の中にある畑です。

社員の食事はかなりの割合この畑で賄っているそうです。
ここの工場長は女性でしたが、細やかな気遣いを感じます。
非常に素晴らしい工場なのですが、一つ問題があるのが、うちの
オーダーが細かいという事です。
うちの販売力不足で、現状の生産ロットでは、この工場にお願いを
して、何とか生産してもらっているような感じです。
この工場のメインはアメリカ向けで、非常に大きな生産ロットです。
もっと力をつけないと、いつかこの工場がうちのオーダーが嫌に
なって、受けてくれなくなる危険があります。
とにかく、会社としてもっと力をつけて、オーダー数量を増やす必要が
あります。
そのためには、会社の売上を伸ばしていくことしかありません。
品質の高い商品を作る為に、みんなで売上を伸ばしていきましょう。
続く、、、。

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