110424 ドラゲー観戦記

 西の聖地・博多スターレーンにて行われた、今年2回目のDRAGON GATEの興行を
観戦した。

ドン・フジイの欠場により、思わぬ形で元祖M2K、Final M2K以来の望月成晃と横須賀享の
タッグが嬉しかった。

客席にはそれほど伝わってなかったようだが、僕としてはプロレスの集散が感じられて面白
かった。

二人が同じコーナーに並ぶとしっくりいくように思う。

本日よりスタートの望月、横須賀、吉野正人、B×Bハルク、PACによる新しいユニットの発展
に期待したい。

PACといえば第2試合で谷嵜なおきと戦ったが、いつも思うが谷嵜は今一だ。

アピールしている暇があったら、もっと試合を作る努力、技を確実に決めることを必死にやる
べき。

対戦相手が今一光らない。

PACは相変わらずの頑張りで、ロープ最上段から場外へのラ・ケブラーダをやっていた。

素晴らしい選手だ。

同じような苦言をYAMATOにも言いたい。

正直、土井成樹との戦いを制し、ブレイブゲートへのカギを手に入れたが、正直唐突な終わり
方であり、説得力に乏しかったように思う。

YAMATOの試合はこういう試合が多い。

もっと確実に決めて欲しい。

メインのトライアングルゲートの試合は面白かった。

KAMIKAZEとブラッドウォリアーズの戦いであった。

本日はブラッド軍のお家芸の乱入もなしに、非常にクリーンな防衛戦だった。

復活した鷹木信悟もまずまずの動きだったが、やはりCIMAに尽きる。

誰がドリームゲート王座のベルトを持っていようと、ドラゲーの主役はCIMAだ。

非常に絵になるし、真摯だ。

CIMAはプロレス界の至宝だ。

終演後、会場を出ようとすると売店でグッズを売る選手達がいる。

横須賀、アラケン、PAC、ハルク、モッチー、吉野、岡村社長、先程までの激戦が嘘のように、
きちんとお客さんに応対して、商品を販売している。

いつもだが、非常に頭が下がる。

ドラゲーはただのプロレス会社ではなく、一般企業なのだ。素晴らしい。

さて今回も大満足のドラゲー博多大会だったが、どこにその魅力があるのか考えたい。

ドラゲーの魅力は何か?

僕はメンバーみんなが必要とされ、頑張った者には必ず報いがあり、みんながヒーローに
なる、そういう組織作りが徹底されている点かなと思う。

実際、絶対エースはCIMAで間違いないが、ベルトは何ヶ月かおきに誰かの腰に巻かれ
ている。

これが認められる団体というのは数少ない。

だから離脱者も少ないのではないか。

学ぶところが多い。

もう一つ思うのが、次の話題作り、予告編が非常に神経を尖らして練ってあると思う。

だからこそ、リピーターが多く望めるのではないかと思う。

この点も当社に活かしたい点だ。

次回は6月19、20日の博多スターレーン大会初の2連戦だ。

まったく、ファンとしては行くしかないではないか。

すっかりドラゲーファンになってしまった。

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