「明日死ぬわけじゃないのに何でそんなに頑張ろうとするんですか?」
「なんでそんなに焦ってるの?」
「もう十分じゃないんですか?」
「ほど良いとこで止めておくのが楽だよ?」
「現状維持を考えた方が良いよ?」
僕の生き方に色々言ってくる人は多い。
でも、僕は今日よりも明日の自分を常にアップデートしたい。
常に向上心を持ち続けていきたい。
今日出来なかった事は明日必ず出来るようになりたい。
それが僕という商品の存在価値だ。
僕の年頃の世代は既に終活を考え始めるらしい。
僕にとってはナンセンスだ。
死んだらそこでゼロとなり、土に変わるだけだ。
その時の事を考えながら、徐々に人生をフェードアウトさせていくなんて、まっぴらごめんだ。
僕は毎日毎日を全身全霊をかけて、駆け抜けていきたい。
自分の命の蝋燭の炎が燃え尽きる、その瞬間まで。
明日世界が滅亡しようと「嗚呼、とりあえず今日までに出来る事はやり終えたな、心残りは明日やりたかった新しい事がやれずに残念だな」と思いながら死にたい。
それが僕が命を与えられた宿命だと思う。
僕が好きだった、プロレスラー・故冬木弘道さんの言葉で締めたい。
彼は病で息絶える寸前まで、レスラーとしての生き様を全うした。
初めはやっぱり夢を抱いてて、、、。
高校卒業してプロレスの世界に入った時みたいに目標とか、夢を失わずに最後まで俺はいくから。
引退するまで、、引退するまで、俺はプロレスラーだから。
いまのサラリーマンみたいなプロレスラーじゃなくて、本当のプロレスラーとして最後まで俺はいくから。
俺には関係ないから。
生活の安定とか、そんなもの一切関係ないから。
最高のプロレスラーでいるから。
普通の人間とは、人種が違うんだ。
そういうところを、キッチリ俺が見せてあげるから。
プロレスラーは違うんだよと。
妥協はしないからね。
新しいモノを求めて、向上心を求めて、刺激を求めて。
僕も冬木さんのように、死ぬまで向上心を持ち続け、カッコよく生き抜きたい。
生きるってこういう事なんだよ、というのを表現していきたい。
死んでるみたいに生きてるのは、それは本当は生きてるって言わないんだよ、という事を示したい。
それが僕に与えられた命題なんだと思う。