以前から、よく聞かれる事柄があります。
「何で婦人服をやっているんですか」
その時、僕はいつも照れ隠しで、色々変な理由を言うかもしれません。
本当の理由は簡単です。
いつも1つです。
「女性が可愛いから」です。
先日も、当社の佐賀県の武雄市にある「チカリンダ」に行った時のことです。
店頭のワゴンの中の、1000円特価の商品を20分ほど、一生懸命にご自分に
合う服を探していらっしゃる、お客様がいらっしゃいました。
その方はご年配の方でした(失礼)
僕が洋服屋を志した、原体験が蘇ります。
女性はどんなに歳を取られても(大変失礼)、洋服を見るときは少女のように
熱心で、向上心に溢れています。
僕はそのシーンを見ると、本当に洋服屋をやっていて、良かったなと思います。
もちろん、だからこそ、婦人服の業界は決して絶対になくならない仕事です。
この商売の気概と自負は持っているつもりです。
反面、男性は歳を取るごとに可愛くなくなります。
だから僕は、絶対に紳士服はやりません。
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