現状に合わせたトップダウン、ボトムアップを

悪い今だからこそ、リーダーが責任を一手に引き受けて、自らの
判断のみで、決断・実行しないといけない。
例えワンマンと言われようと、絶対にぶれてはいけない。

最近良く聞くニュースで、地方自治体の長が国の施策に逆らって、
独自の判断で、自治体を動かすことがあります。

もちろん、例えば県知事でしたら、一国一城の主で国会議員よりも
権力は絶大とは言われていました。

ただ、地方分権、地方の時代という言葉が曲解されているのでは
ないかと思います。

特に社会状況、経済状況の悪化を辿る日本においては、まずは最大の
ボス・内閣総理大臣、政府の意向と一枚岩で動かないと、全ては
コップの中の嵐にすぎません。

私は封建主義でも、ファシストでもないつもりです。

企業においてもそうです。

良い時は、社員の自主性を伸ばして、やりたいようにそれぞれに
やらせる、というやり方が奏功していたように思います。

実際、そういう企業が業績を伸ばしていました。

ただ、現状はそういった企業は、競争社会から退場になっています。

世の中が厳しく、悪い現状はリーダーがトップダウンで決め、動き、
チェックする、そういう嫌な言い方ですが、組織の引き締めが絶対に
必要です。

それが現状のリーダーの責任です。

まあ、もちろん、政治家の方たちも馴れ合いもダメだし、かといって
理想・理屈ばかりでもないし、企業もトップダウンばかりだと、
ボトムからの提案がゼロになり、活力がなくなります。

何事もバランス感覚ですが、非常に難しいは難しいです。

今日は何となく煮え切らない、常務の日記です。

JUGEMテーマ:ビジネス
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