以前も述べましたが、アパレルという仕事はなかなか過去の経験則を
活かしにくい業界です。
よく当社にも中途で入ってきた人間が、周囲と軋轢を起こすことが
あります。
「今までこのやり方でやってきた」
「セオリーから行くと、こうやらなくてはいけない」
「この方法で結果を出してきた」
僕はその都度そういう風に言ってるから、以前の会社を辞めざるを
得なくなったんだよ、と言います。
この商売は、「今日の売れ筋は明日の死に筋」が常識です。
その時に、これは昨日売れたから今日も売れるはずがジャッジの
基準になるのでは、その人はアパレルに向いていないという判断を
僕は下します。
もちろん、過去の蓄積による数値資料の提出は必須です。
ただ、この業界においてはあくまでも、それは入り口にすぎません。
仕事の進め方にしても、仕事の行動にしても、過去の自分から飛び
出せない人間はダメです。
これは現代社会においては、どの業種、職種の方でもダメだと思い
ます。
私は、こう思います。
新しいことへの畏怖が強すぎるとダメ
そこそこのルールもある
柔軟性がこの商売は大事
頭の固い人間はダメ
以上
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