節約の反動

何事も反動はあります。
程度の差はありますが。

現在徐々に消費需要が戻ってきており、一時期の価格を安く安くばかり
ではなくなってきていると、TVや新聞などは報じています。

徐々に高いものが売れ出して、回復基調にある、景気低迷が底を打った
という論調ですが、本当にそうでしょうか?

確かに百貨店などが、徐々に業績を回復させているようにも見えます。
専門店の客単価も、上がってきていると伝えられています。

されど私はそうは思いません。

私は消費者が節約に疲れたのだと思います。

この1年余り節約に次ぐ、節約で収縮しすぎた購買意欲が掃け先を求め
ていることの、現れかと思います。

この1年は先行き不透明のため、消費者はお金を使わず、じっと我慢を
してきました。
我慢を持続するということは大変しんどいことなのです。

だから、景気は回復してません。

今回は一服しただけです。

消費者はまた、自己防衛に入ります。

まだまだ、厳しい時代は続きます。

反動で思い出しましたが、売れすぎた反動というのはよくあります。
売れなかった反動というのは、あまりありません。

JUGEMテーマ:ビジネス
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