相撲人気の凋落が嘆かわしい。
そんな今日、テレビを見ていたら、芸人やスポーツ
選手が会し、相撲のトーナメントをやっていた。
トーナメントを勝ち昇った者には、第64代横綱の
曙関に挑戦できるというのが主旨だった。
元K-1王者、元相撲取り、格闘家など様々な経歴の
者が集い、覇を競った。
最終的に、曙関への挑戦権は新日本プロレス所属の
中西学が勝ち取った。
決勝で元K-1王者のセーム?シュルトを破ってだった
ので、嬉しかった。
久しぶりに、プロレス最強説を思い出した。
でも、もっと最高に嬉しかったのは、その中西を
いとも簡単に押し出しで徳俵の外に突き出した、曙関
の元横綱の強さだった。
土俵上で圧倒的な強さを見せてくれて、正直ほっと
した。
そして相撲という世界で頂点を極めた人間の強さが
少しは伝わったのかもと思った。
八百長という言葉は、非常に痛みを伴う言葉だ。
だが、相撲取りという仕事はきっと凄まじい仕事だ。
その中でも人一倍ひたむきに努力した人間しか、
幕内に入れない。
その頂点が横綱だ。
横綱は本当に凄いのだ。
横綱を務めた人間は本当に強いんだよ、それが今回
少しは伝わったかと思うと大変嬉しい。
それともう一つ。
現在は、曙関もプロレス界に片足を半分突っ込んで
いる現状だ。
中西と曙の決勝戦。
やっぱ、プロレスが最強だ。