20110821 ドラゲー 博多スターレーン大会

相変わらずよく入っており、試合開始時刻にはほぼ満員の状態。
夏休み中からか、いつもより子供の姿が多く、場内は大変和やかな
雰囲気。

今回より、選手による前口上が始まった。
一回目は吉野選手。
いつものリング上でのマイクは良い感じなのだが、今回は勝手が
違うのか、少々カミカミだった。
でも良い企画だと思う。
続けて欲しい。

第一試合の前に、本日のメインイベント、オープン・ザ・ドリーム
ゲート選手権試合の調印式があった。
王者望月の落ち着きが光る。

第一試合 谷嵜、kzy組vsGamma、KAGETORA組
ブラッド軍を追放されて初めて観るGammaだが、すこぶる元気で、
状態の良さを感じる。
最後は少々呆気なかったが、順当な結果。

第二試合 フジイvs市川
大変久し振りに観る市川だったが、よくやっていた。
カラオケマシーンの久し振りに登場もあり、満足できる内容だった。

第三試合 神田、斎了組vs横須賀、琴香組
試合内容はともかく、最近の横須賀扱いには大変疑問を持っている。
これがドラゲーの良いところでもあり、私のようなOLDファンからは
若干の物足りなさを感じさせる所だ。
一度は頂点まで行った人間がこの辺りのカードを組まれてしまう。
横須賀は歳も若く今、頑張らないといけない選手なのに時間を無駄に
しているヒマはないぞ、と思う。

第四試合 CIMA、土井、堀口組vs吉野、キッド、スワン組
いつも通りの安定した試合。
土井の出番が少ないのが残念。
マスキュラーボムを観たかった。
若干、そろそろ土井の次の展開が観たい。
スワンの歌はもういいかな。

第五試合 ハルク、戸澤組vs鷹木、YAMATO
良い試合だったと思う。
特にいつもはYAMATOには辛口な僕だが、今日の試合は良かった。
ハルクはまだまだ慣れていないが、ルードとして一皮向けて欲しい。
戸澤の変貌振りに驚いた。
この勢いをキープして欲しい。
頑張れ、戸澤。

第六試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
望月成晃vsサイバーコング
今の軍団抗争の流れを受けての試合は、迫力満点の試合であった。
しかし、望月の圧勝と言って良い試合であり、サイバーの役不足感を
感じた。
望月としてもまだまだ負けるわけにはいかず、非常に安定感を感じさせる
試合となった。
サイバーはメインイベンターとなるには、技のバリエーションが欲しいか。

終了後の軍団同士の乱闘を諌めるために、八木が10,9博多スターレーン
大会にて、5vs5の綱引マッチを提案。
会場の反応は今一だったが、後の望月の説明により大盛り上がりになり、
次の大会も期待できる。
ちなみに綱引マッチとはキン肉マンの宇宙超人タッグトーナメントで
採用された形式だ。
即座に理解出来た自分が嬉しい。

今回も安定感抜群であり、満足できる試合内容ばかりのドラゲーだが、
最後に苦言も呈したい。
それは先程、横須賀の扱いで記したが、せめて格付けが2段階は欲しい所
だ。
一度は王座に就いた者が、力が衰え始めたわけでもないのに、中盤より
前のカードに組まれることに違和感を感じる。
そこがドラゲーの特徴でもあり、離脱者の少なさを支えているのかも
しれないが。
確かに王者望月でも第一試合に登場することがある。
それはそれでありなのかもしれないが、トップが毎年代わるのでは
どうかなとは思う。
ただそれはマンネリを防ぐ効果もあり、現代には合っているのかも
しれない。

試合が終わり、本日新宿にて天龍プロジェクトに密航中の同好の士より
連絡がある。
大変盛り上がったようだ。

会場を出る際に、フジイがカラオケマシーンのマスクを着けたまま、
震災の募金箱を持って受け付けている。

考えれば、フジイは元WARの営業マン、今日勝ったモッチーも元WAR。
大将・天龍源一郎が健在であり、形は変わっても、天龍同盟の志はここに
ありだ。

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