ふとした拍子に気付いた。
自分がまだまだ若いことに。
この1年の間、もういいかなとか、もうこういうのはやらない方がいいかなとか、色々
終末感を感じていた。
意味なく。
その時、知人から老け込むのはまだ早いぜ!と言われて、頭をガツンと殴られるような
衝撃を受けた。
よく考えたらそうだよな。
だって、天龍源一郎が1988年に天龍革命をスタートさせた年代に、僕の年齢はやっと
到達したばかりだもん。
天龍選手はその時も光ってはいたけど、その後の全日離脱、SWS旗揚げ・崩壊、WAR
旗揚げ・崩壊、フリーとしての活躍などでその後の人生をさらに輝かせていった。
僕はその輝きに憧れ、自分も一生懸命生きなければと学んだはずだった。
天龍の歴史で考えると、本当に今からが勝負であり、今からが栄光輝く時なのだ。
これまでの僕の人生、序章と言えなくもない。
これからが本編の開始だ。
力が湧いてきた。
これからが勝負だ。
勇気が湧いてきた。
もう一つ思うのが、僕より若いのに自分に自信がないとか悩むやつ。
この人たちを理解できない。
今からまだまだ輝かなくてはいけない。
そのための雌伏の時というのが分からないのか。
僕とっては、これからSWS,WAR、新日との対抗戦、IWGP奪取などなどのために
若さを取戻し、これからが始まりと思って、頑張らなくてはならない。
天龍選手の昔の言葉ではないがこう思う。
「俺は体を痛めて光るホタルだよ。源氏ホタルになれるか、これからが勝負だよ」
天龍源一郎は60歳を越え、少々くたびれてきたかもしれないが、それでも今でもリングに
立ち続けている。
僕も60歳を越えた時に、満面の笑みで「面白かったねえ」ということが出来るか、
これからが勝負だ!
老け込むのはまだ早い!!
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