僕がこう言う。
「お~い、誰かこの魅力的な仕事を担当したい子はいるかい?」
その問いに応えてくれる子はいない。
僕はちょっと幻滅して、じゃあ君がやれよ、と隣に座っている子に
言う。
そう言われた当人はとても狼狽して、私は今の仕事を抱えていて、
とても他の仕事をやるような余裕はありません、と即座に拒絶する。
ムッとした僕は、じゃあ隣に座っている君がやれよと、別の人間に振る。
何とか、新たな仕事から逃れられた子はホッとした表情を浮かべる。
自分は何とか仕事の量を増やさずに済んだのだ、その喜ぶが溢れる
のだろう。
僕はこういう自分の仕事を如何に増やさずに済むか、ということに
執心している人間を自分の周りにおいて置く程、バカではありません。
僕がその子に貼るレッテルは「治療不可」です。
もう一度言います。
仕事は増やしていく物です。
それは他人の分を奪っても良いし、自分で新しく創造しても良い。
仕事の量が増えることが喜びであり、それを高度にこなすことが
出来るようになることで、サラリーは増加していきます。
何とか仕事から逃れよう、それは個人の自由だから構わないけど、
仕事の量を増やさない者は、その分所得も増えないことは当然です。
このことは不変の真理です。
働かざる者食うべからず、当たり前のことなのです。
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