同好の士

 今日の日記は社員の人は読まないでください。

僕はプロレスと昔の洋楽が好きだ。

趣味が合う人というのはあまりいない。

この2つの趣味は日陰者だ。
だから普段はほとんど他人に言わない。

たまに他人と話していて、もしかして同好の士か?と思う時がある。
その時におずおずと色々引き出しを開けながら、探りを入れる。

プロレスの場合

格闘技が好きという話題から、もしかしてプロレスも?という話題を振らなくては
ならない。
しかもこちらがマニアックな趣味を持っているというのを悟られないようにだ。

まずは格闘技に出ているレスラーでジャブ、そこをクリアされると、次は90年代ネタ。
この段階で98%は会話終了である。

まあ、慣れているので、撤収の傷は浅い。

たまにその壁を越えられると、一気にボルテージは最高潮になるが、意外とそこから先に
進める事は少ない。
こちらの深くて狭い求めに応じてくれる方は少ない。

それでも小さな幸せを感じる。
何となく物足りないが、それでも満足しなくてはいけない。

それは昔、ロッテオリオンズのファンだった頃の思いに通じる。
マイナーなモノに魅せられてしまった者の宿命だ。

70、80年代洋楽の場合
ヘヴィーメタル、ハードロックの場合
この辺りも同様である。

常にヒット&アウェイを繰り返しながら、本丸へ近づく。
自分では非常にストイックな行為だと自画自賛している。
理解者は少ない。

ただ、たまに稀に(今まで3人しかいない)この2つの嗜好を有している人に出会う事が
ある。

こういう時はお互い最初は牽制し合う。

もしかしたら、今までの悲しい経験のような目に会うのではないか、オルガズムに達し
そうになった瞬間にそっと引かれる。
今まで何度となく、遭遇した悲劇だ。
悲しい恋愛をして来ているのである。

しかし、重ねてきた悲しい結末ではないと分かった時、思い切り今までの激情をぶちまけて
しまう。

先月、先日と続けてそういう方に巡り合った。
大変幸せを感じる。

マニアで良かった。
メジャーなんて嫌いだ。

I野さん、N川さん、O川さん、また是非マニアックな会話をお願いします!

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