心根の事

 たまに心根について考える。

幼少の頃に読んだ「星の王子様」ではないが、本当に大切な事は目に見えないものかも
しれない。

外見や口を突いて出る言葉が粗暴であっても、心優しい人がいる。

その逆の人ももちろんいる。

いつも、その人の心根を見据えながら物事は判断しないと誤る。

昨今のいじめ問題に幼き日の経験を思い起こす。

どんなに唆されても他人をいじめたり出来ない人間もいれば、逆の人間もいた。

その違いはやはり心根の違いなのだろうか。

親・学校・周りの人間の教育ではそれを覆すことは出来ないのだろうか。

それを思うと非常に脱力感が伴う。

いじめを受けた人間は、自分がされて嫌だった体験として優しい人間へとなれるの
だろうか。

それとも、生来心根が優しい、優しくないで結局はそこに依存する結果しか得られない
のだろうか。

心根というものは何なのだろうか。

成長・改善出来るものなのだろうか。

それが出来ないのであれば、教育というものは何のために存在するのだろうか。

やるせなさと無力感が僕を支配する。

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