口で言っただけでは伝わらない事って非常に多いですよね。
考えたら僕も若い時に、先輩や先生が言った事なんか生返事して聞き流して、
いざそれをしなくてはいけない段階になったら、困って自己流で何となく
やり過ごしてきました。
以前、ある一人の先輩が書類の作成方法で僕に教えてくれました。
「この書類は何のためにやるかというと、こういう事で、、、」
「だから、この解答を導くためには、この考え方でやって、、、」
なるほど、そのためにこれをやるのかと非常に理解出来た記憶があります。
同じ事を他の先輩に聞くと「これ引くこれはこうだから、ここにこれを書けば
良いよ」としか教えてくれず、これじゃ身に付かないなと思った記憶があります。
他の時でも、前述の先輩は必ず僕に教える際はこう言いました。
「君はここでどう思うか?どうするか?やってみな」
という具合で私はその教育方法で色々仕事が身に付いたような気がします。
教育って難しいですよね。
昨日プロレスラーの幸村ケンシロウ選手とお話しする機会があり、その中で感じ入る
事がありました。
「やっぱり、自分の身体を張って痛いという事を分かってもらわないと、口先だけで
それはダメだよと言っても伝わらないんですよね、それが僕というレスラーなりの
教育ですね」
確かに僕らが学生の時は毎日のように、先生や先輩に殴られたりしていました。
その時はもちろん嫌でしたが、殴られて痛い、人を殴ると痛い、悪い事をしては
いけない、 そういう大切な事を学びました。
今はそういう機会が少なくなっています。
それは親がそういう教育を否定しているからだろうと思います。
そしてやはり周りの大人たちがみんなで子供を教育しないといけないんだろうなあ
と思います。
今の子供はやはりプロレスがゴールデンタイムにやっていないから不幸です。
幸村さんの「教育プロレス」に触れて、みんな学んで欲しいと思います。
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