僕の知っている子供で困難に直面している子がいる。
僕から彼に送りたい言葉は下記だ。
世の中にはたくさんの差別、偏見、障害がある。
これからも君が生きていくに当たって、色々な敵が現れ、君はそれらに時には足元を掬われ、
時には深手を負わされる時もあるだろう。
でも決して、屈してはならない。
僕も君ぐらいの歳の時に困難に直面し、嘆き、苦しみでも歯を食いしばって、何とか今を
生きている。
僕がその時に学んだのは以下だ。
「他人が自分では努力しようもない事をあげつらう奴らはクズだという事」
「それにその都度においてどんな困難に思える事でも終わってみれば大した事では
ないという事」
「人生というのは山あり、谷ありだという事」
「でも死ぬような苦しみなんて有り得ないという事」
だから、君よ、雄々しく胸を張ってこれからの長い人生を大いに楽しめ。
ある一定の時期において、その困難は大いに君を悩ませるかもしれないが、そんな事些末
な事なのだ。
それにもっと世界を見ろ。
世界には君よりも深刻なとてつもない差別、偏見、障害に満ち満ちている。
それに比べれば、君や僕の悩みなど数の内に入らない。
堂々と生きろ。
どんな人間にも大なり小なり困難は降りかかってくるのだ。
君だけが選ばれたわけではない。
そして願わくば、その事を克服する事で強く優しい人間になって欲しい。
差別、偏見、障害などを撥ね返し、それらから他人を擁護できる人間になって欲しい。
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