ファーストペンギンという生き方

「ファーストペンギン」という言葉をご存知でしょうか?

 

常に集団行動をするペンギンの群れには、実はリーダーというものは存在しません。

 

危機が迫った時は誰か一匹が気づき、逃げ出し、他の個体はそれに追随します。

 

餌をとる際はどうするか?

 

その時にどれか一匹が海に飛び込むことで、他の全個体が飛び込みます。

 

その一匹のペンギンの事を、ファーストペンギンと言います。

 

アメリカなどはベンチャー精神が旺盛で、学生が尊敬する職業の一番は「起業家」です。

 

なので、この話が学校でよく取り上げられるそうです。

 

 

僕はファーストペンギンでありたいといつも考えています。

 

一番最初に海に飛び込むのはリスクの高い、危険な行為であるという人がいます。

 

その後に続いた方が、餌の存在が確かなので成果が確実なのではないかというのが理由だそうです。

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

1番手に気づいたシャチやアザラシから襲われる危険性は、2番手の方がはるかに高いのではないでしょうか。

 

そして、1番手の良いところは一番最初に餌にありつけるために、一番美味しいところを食べる事が出来ます。

 

 

もちろん、何事にもリスクはあります。

 

最初に危険を冒す事で、その危険性は高まります。

 

でも、誰かが事を起こさなければ物事が進まないのであれば、勇気を持った誰かがスタートを切るべきだと僕は思います。

 

そして、それは僕のやらなくてはいけない事だと思います、誰からも強制はされていませんが笑

 

 

先述しましたが、ペンギンの群れにはリーダーは存在しません。

 

なので、ファーストペンギンでありたい僕ももちろんただのチームの一員です。

 

ただ他の人よりも、いつも目端のきく人間でなくてはならないという責任感を感じています。

 

自分が海に飛び込む事で、群れを全員飛び込ませる事が出来るようにです。

 

これからも色々な海に突撃していこうと思います。

 

 

今日は3月31日、この日は僕にとって毎年いつも節目の日です。

 

会社の決算日だからです。

 

私事ですが、今日で大学を卒業し、働き出して25年が経ちました。

 

この会社は明日から14年目がスタートします。

 

今年度はどのような大海原が待ち受けているのか、そしてどんな海にでも積極的にファーストペンギンの僕は飛び込んでいこうと思います。

 

あとに続くみんなが幸せになるように。

 

そんな事を夜に会社で一人考えながら、今晩は若干満足感に浸っています。

 

 

 

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