経費トントンではダメ

 以前の会社の時からですが、経費を知りたがる人は多いです。

うちの事業部の経費はいくらか、他人の事業部のはいくらか、などよく聞きたがります。

熱心なのかなと思いきや、僕から言わせるとただ聞いているだけなのです。

他人の経費と自分の経費を比べて何で自分の経費が高いんだろう、あいつは何か悪いことを
やってるんじゃないかとか、自分に経費を押し付けているんじゃないか、そんな話ばかりで
した。

はっきり言って無駄です。

僕から言わせると、経費を聞きたいのだったら教えてあげる。
ただ、一緒にその経費に対して責任を持って、その金額だけは必ず粗利を死守してくれるの
かと、言いたい。

もちろん経費を知るというのは大切なことです。

経費対効果は常に意識していかないといけません。

ただ、僕らがやらなくてはいけないことは「儲かること」です。

経費の分を何とかトントンに持っていっても、そこはスタート地点でしかありません。

赤字にはなりませんでした、という人がいます。

その人は経費さえ賄えれば、自分の仕事は終わった、と言っているように私には思えます。

あくまでも僕らは「利益」を出さないといけません。

僕らは経費の分で満足するのではなく、そこから先の利益を生み出すために、現在一緒に
仕事をしていることを忘れないで下さい。

JUGEMテーマ:ビジネス
目次