寂しい老人ばかりではない

 最近よく新聞やテレビのニュースなどで、孤独な老人の話を聞く。

これからの日本はますます高齢化していく。

確かに社会の問題として、考えていかないといけないとは思う。

しかし一人暮らしのお年寄りが、皆寂しい老人のように思われても如何なものかと思う。

もちろん、大多数はそういう老人が多いとは思うので対策は必要だ。

しかし、僕が知っているお年寄りで、こういう人がいる。

子供や孫が気を遣って、家に遊びに行ったりしようとすると、非常に煩わしそうにする。

僕が思うに、彼は家族よりも自分の個々の時間の方が大切なのだ。

プライバシーは例え、家族であろうと侵されたくはないのだ。

彼にとっては、孫や子供に会うのは自分が決めた時間のみで十分なのだ。

彼にとってのプライオリティがあるのだ。

僕はこういう考え方は何となく理解できる。

老人みんなが社会からの施しを待っているのではない。

老人は我々の先輩で、彼らも自力で立っているのだ。

ちなみに上記の老人はうちのオヤジだけど。

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